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ベトナム中南部、警察が暴動事件の犯人12人を逮捕
ベトナムのBinh Thuan省警察当局は「暴動的」事件の犯人を特定した。
<2018年6月11日、ベトナム中南部Binh Thuan省で発生した暴動で消防署内で燃やされた車両の様子(Tuoi Treニュース)>
日曜日と月曜日にベトナム中南部Binh Thuan省で発生した「暴動的」事件の首謀者12人が拘束された。警察の調べによると暴動を扇動するために資金を提供した首謀者もいるという。
事件詳細を把握する情報源によると、暴動事件が発生した2日後の今週水曜日、Binh Thuan省Phan Thiet市の警察は暴動を起こした市民の逮捕に踏み切った。
警察はNgo Duy Nam容疑者(36)が市民に対して公共施設を破壊するよう指示した人物であると特定した。
ベトナム公安省のTo Lam大臣はBinh Thuan省警察との会談を行い、現状の問題について説明を受けた。
水曜日、Binh Thuan省警察によって逮捕された市民は19人に上った。
暴動事件のあった月曜日には、暴動に参加していた102人の市民が逮捕された。しかし、その後102人のうち95人は釈放されている。
Binh Thuan省警察は「現在、警察は暴動事件の首謀者を起訴するための証拠を見つけるために調査している」と話す。
日曜日に発生した暴動では数千人の市民が参加しており、参加者は法令草案に対して反対の声を上げていた。草案の内容は経済特区において外国人投資家に99年まで土地賃貸を許可するというものだった。
Binh Thuan省で発生した暴動は参加者が公共施設に石や硬い物体を投げ破壊したことで次第に激化していった。
世論の圧力を受け、国会では法令の決議を10月まで延期することになった。一方、政府は99年の賃貸期間の規定を改正する予定である。
もし法令が承認された場合、3つの地域で経済特区を設立するための法的基盤が整うことになるだろう。経済特区はベトナム南部Phu Quoc地区、北部Van Don地区、中南部Bac Van Phong地区だ。ベトナムはより多くのインセンティブと法定規制緩和を行うことで外国投資を誘致したいと考えている。
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