月曜日、数千人が警察官や公共施設の襲撃を続けた。

 

<2018年6月11日、ベトナム中南部の消防署内のBinh Thuan省Phan Thiet区で消防署内の駐車場が燃やされた様子(Tuoi Treニュース)>

 

月曜日、ベトナム中南部のBinh Thuan省で数千人が道路を占領し、公共施設へ襲撃を行った。警察は2日目の様子を「暴動のような」状況と表現した。この状況は政府が行う土地政策に反対する組織が襲撃を呼びかけ、活動が激化している。

 

月曜日の深夜、数千人がPhan Thiet地区の地方行政本部を占拠していた。警察官は群衆から身を守るために建物の中に避難していた。

 

暴動を起こした市民は午後8時ごろから集まり始め、警察署に向かって石や爆弾を投げていた。

 

地元警察によると、数十人の警察官が暴行によって負傷し、中には腕や足を骨折する警察官もいた。

 

数千人の群衆に対して暴行を辞めるように公共放送によって街中に伝えられたが効果がなく、然依として暴動を辞めなかった。暴動は午後11時30まで続いた。

 

暴動が起きた地域付近の消防署は破壊され署内に止めてあった数十台の車両が燃やされた。

 

2日目にPhan Thiet地区での暴動はさらに過激になり、日曜日の「暴動的」事件の102人が

逮捕された。

 

<2018年6月11日、ベトナム中南部のBinh Thuan省の人民委員会本部周辺に集まる数千人の人々(Tuoi Treニュース)>

 

日曜日、「暴動的」事件はBinh Thuan省ではなくベトナムの別の場所で始まった。市民が道端で政府の草案に関して抗議を行っていたことから始まった。草案の内容は特別行政地区と経済特区において外国人投資家に長期間の土地の賃貸を許可するというものだった。

 

事件はベトナム南部、北部、中南部のKien Giang省Phu Quoc地区、Quang Ninh省Van Don地区、Khanh Hoa省Bac Van Phong地区で始まった。

3つの発展地区での投資総額は691.6億ドル(約76兆5218億円)推定される。国は該当地域内のインセンティブの拡大と制限の緩和によって海外からの投資を獲得しようとしている。

 

評論家は政府が作成した経済特区設立のための草案に対して反対している。なぜなら99年の土地賃貸契約は国家安全保障にとって脅威的であるからだ。

 

日曜の午後、Binh Thuan省では街頭にいた市民が怒りをあらわにし、警察官に石や硬い物体を投げつけ始めた。この事件で市民が国道1号線の道路の一部を閉鎖したことで、約1㎞もの渋滞が発生した。

 

日曜日の夕方、Phan Thiet地区に集まった別の市民は地方行政本部や公共施設に侵入した際に暴動が発生した。警察は消火ホースを使って市民の暴動を収めようとしたが、建物の損害を止めることはできなかった。

 

<2018年6月11日、ベトナム中南部Binh Thuan省で消防署の駐車場に火を付けられている様子(Tuoi Treニュース)>

 

月曜日、警察当局は暴行事件によって102人を拘束したが、その後95人を釈放したという。

 

月曜日の夕方発行された新聞の報道で地元警察は「今回の事件はこの省で発生するとは想定されておらず、前例のないものだった。また事件は『暴動的』だったとし、違法行為に対しては調査をする必要がある」と述べた。

ベトナム弁護士協会副事務総長のNguyen Minh Tam氏は「ベトナム憲法は市民の抗議を行う権利を保障しているが、既存の法律によっては成文化されていない。私は国の主権に対して抗議を行う人々の愛国心を理解しているが、平和的に意見を述べることが大切であって、公共物を損害することは間違っている」と話す。

 

ホーチミン市の警察は「今回のような事件は他の地域では頻繁に発生している。今回ホーチミンで発生した暴動では行政機関に危害を加えた150人以上の市民を逮捕した」と話す。

 

ホーチミン警察のNguyen Sy Quang広報官は「今回の暴動事件の背景には政策に反対する団体が存在していることを確認できた。南部での暴動事件は警察の支配下に置いていた」と述べた。

 

 

出典:tuoi treニュース

 

 

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