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Grab運転手、乗客を強制的に降車させた疑いで解雇
＜男性が運転している様子（Tuoi Treニュース）＞
Grabの運転手が乗客の女性と泣いている子供を侮辱した後に強引に車から降ろした疑いで解雇された。
土曜日午後、乗客からの抗議を受け、Grabは問題を起こした運転手の登録情報を削除し、今後一切Grabの運転手としてアカウントを利用できないようにしたという。
被害を受けた乗客の女性はL.T.H.H. さんで、金曜午後6時半頃、Grabを予約して自身の子供と一緒に車に乗り込んだという。
H.さんが車内に乗り込むと、運転手はH.さんに道順を確認した。H.さんは当時の運転手の態度について、目的地までの道順が複雑なうえ、遠かったことから運転手は目的地に向かうことを渋っていたように思えたと振り返っている。
しばらくして、運転手は7歳の子供に向かって辛らつな言葉を浴びせた。H.さんは子供を落ち着かせようとしたが、運転手を怖がり、泣き始めたという。
H.さんは、子供の泣き声がうるさいことを理由に、まだ目的地に到着していないのにも関わらず、車から強制的に降ろされたと話している。
Grabは問題の運転手をVuu Thanh Tung氏だと特定した。その後、Grabは被害を受けたH.さんにも連絡をし、今回の被害に対して責任を取ることを確認した。
GrabはTung氏の証言を明らかにしていない。
Grabが関わるトラブルは6月中旬にも地元メディアによって報じられている。乗客の女性が乗車する際に挨拶をしなかったため、運転手の男性が乗客に対して不快な言葉を浴びせている様子がカメラに捉えられた。
4月にベトナムからUberが撤退した後、ライドシェアリング業界を独占しているGrabには利用者からたくさんの不満の声が上がっている。クレーム内容として、高額な運賃、質の低いサービス、運転手からの不当なキャンセルが挙げられている。
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