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ベトナム中部で2人の銀行強盗を逮捕
Khanh Hoa省警察は水曜日朝、銀行を襲撃し現金を強奪した容疑で現在逃走中の2人の男を捜索している。
カメラの映像では、1人の男性が拳銃を持ち、静かに銀行内に侵入している。そして、大きな騒動を巻き起こすことなく札束をバックの中に入れている様子が映し出されている。
強盗は北部の有名なリゾート地である Nha Trangから45分ほどの場所にあるNinh Hoa市の道沿いにあるVietcombankの支店を襲撃した。
2人の男性は頭と顔、手を隠していた。
一方の強盗が現金を盗んでいる間、もう一方が大半が女性であったスタッフを脅し、警備員に銃口を向けていた。
緊急事態を知らせるアラームが鳴らされはじめると、強盗は逃走した。
カメラの映像では、バイクを運転している男性が女性に向かって何かを投げている。その後、強盗は1台のバイクで逃走した。報告ではこの女性について特に言及されていない。
目撃者によると、1人の強盗が銀行の入り口で銃を落とした。その後もう1人の強盗が銃を2回発砲し周囲にいた人を脅し、逃走したという。
銀行スタッフは強盗犯に向かって金属棒を投げ抵抗していた。
＜強盗犯が逃走した際に銀行の入り口で落とした拳銃と銀行スタッフが強盗犯に投げつけた金属棒（写真提供：VnExpress/Xuan Ngoc）＞
目撃者の証言では「2人の強盗は興奮状態であったのに加え、拳銃を持っていたので誰も近づくことができなかった。また、一連の事件の犯行時間はわずか2分ほどであった。」と話している。
警察は拳銃やその他の目撃者の証言をもとに調査を行っている。
警察は、2人の強盗の迅速な動きと正確な現金の保管場所を知っていることから、事前に綿密な準備を行っており、事務所内を正確に把握していたと話している。
銀行関係者は、スタッフに怪我人は発生していないが、強奪された現金の合計金額を明らかにすることはできないと述べた。
報告によると、Vietcombankは保険に加入しているため今回の強奪事件で損失を受けることはないという。
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