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ベトナム警察、定年退職年齢を70歳に引き上げか
2019年06月19日(水)00時00分 公開
<2019年2月27日、 ハノイで開催された米朝首脳会談においてメトロポールホテル付近の警備員の様子(ロイター/ Jorge Silvaより)>
ベトナムの警察官の定年退職年齢が10歳引き上げられる新しい法令が公布された。
同法令は人民公安部隊法の指針として7月25日から施行され、教授は10年、准教授は7年、医師および上級専門家はさらに5年退職年齢が引き上げられるという。
ベトナムの通常の定年退職年齢は男性が60歳、女性が55歳だ。
公務員の定年退職年齢引き上げは、直接雇用であることや、年金受給資格のある20年以上の勤続年数、健康面、倫理と専門的能力の有無有など、一定の条件を満たさなければならない。
しかしながら、退職を延長した公務員は指導的立場につくことはできず、他者の訓練や研究を行うことのみ許されるという。
退職を延長した期間中はいつでも辞めることができ、退職給付を全額受け取ることができる。
労働法の改正で、政府は、定年退職年齢を男性は60歳から62歳、女性は55歳から60歳に引き上げるよう要請し、国会は今年の改正を検討する見込みだ。
ベトナムは、2015年に世界で最も高齢化が進んでいる国の1つとなった。
労働・傷病兵・社会問題省によると、国連はベトナムの65歳以上の人口が、昨年の630万人から2040年までには1800万人に達し全体の18%以上を占めると予測されており、ベトナムは若齢社会から高齢社会へと変貌する見込みだという。
現在の退職年齢が変わらない場合、社会保険基金は2020年までに問題になり、2037年までに破綻する可能性があるとベトナム社会保険省は警鐘を鳴らしている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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