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マツモトキヨシ、ベトナム参入か

2019年07月19日(金)00時00分 公開
マツモトキヨシ、ベトナム参入か

<東京のマツモトキヨシの前を通り過ぎる人々の様子(Shutterstock/Torjrtrxより)>

 

日本のドラッグストアチェーンのマツモトキヨシホールディングスは、ベトナムの健康関連製品への需要増加を受けベトナムへの進出を検討しているという。
日経アジアレビューによると、同社のベトナム事業はホーチミンに拠点を置くLotus Food Groupと提携して運営されるという。しかしながら、出店を開始する時期に関しては明らかにされていない。
 

「ベトナムは新興市場であり、新しい店舗を開く余地は十分にある」と同社の広報担当者は述べた。

 

マツモトキヨシは海外展開を進めており、6月末時点ではタイに33店舗、台湾に3店舗を展開している。今後、香港にも展開する予定だ。

 

ベトナムでは中流階級層の成長が続いており、健康関連製品への関心が高まっている。市場調査会社Euromonitorが6月に発表したレポートによると、「健康商品と医療サービス」は昨年ベトナム国内で支出カテゴリーの上位6つのうちの1つだった。

 

アメリカの情報技術会社IMS Health社によると、ベトナムは「医薬品新興国」市場の17カ国に含まれており、世界の製薬産業の柱になると予想されている。同社の医薬品市場は今後5年間で年10%の成長を維持すると予想されている。

 

グローバル調査会社Business Monitor Internationalのレポートによると、ベトナムは2015年〜2018年にかけて年16%の成長を記録し、現在の売上高は100億ドル(約10兆円)を超えているという。

 

ベトナムは依然として特許取得済の製薬などのニーズに対し、半分以上を輸入している。
一般統計局によると、今年の上半期の輸入額は前年比11.9%増の15.2億ドル(約1600億円)に達したという。
 

出典:VnExpress

 

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