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ベトナム、2020年以降出生の全国民に12桁ID番号付与へ
<公安省が運営する国民人口データベースを保管するシステムをチェックしている警察の様子。(写真提供:VnExpress/Ba Do)>
ベトナムでは行政手続きを簡素化するために市民の情報をデジタル化する取り組みの一環として新生児に個人ID番号を提供する。
少し前に父親になったDuong Van Tamさんは先週、ハノイのCau Giay地区にあるDich Vong Hau区の人民委員会事務所に行き、子供の出生証明書を取得した。
Tamさんは、証明書に12桁の数字があることに驚いたという。 番号は子供の個人識別番号であり、すべての新生児に1つ付与されると説明された。
子供が成長するにつれてすべての管理手順に使用され、取得するのに十分な年齢になるとIDカードの番号になるという。
公安省によると、これまでに63の都市と州のうち56の都市と州で260万人の新生児にこれらのID番号が付与されているという。
残りの7州では、全国のデータベースにデータインフラストラクチャがまだ接続されていないが、ベトナムの全国人口データベースを管理するセンター長であるHoang Loi氏は来年までに完了すると述べている。
国民人口データベースは、すべての市民に関する基本情報を保存管理する。 2020年までに完了すると、司法省と公安部は、すべての新生児に対して出生証明書にID番号を確実に付与できるようになる。
2016年以降、IDカードには12桁のID番号が付与されている。 以前は9桁のID番号だった。
新しい番号には個人情報が含まれており、国のデータベースに接続可能だが、古い番号では接続できない。
IDカードは、14歳になると発行される。
ベトナムは人口9500万人で、国民に関する全国データベースを徐々に完成させている。
データをデジタル化するプロジェクトは、2016年〜2020年の間に完了する中期タスクとしてリストに含まれている。
今年4月までに86%が完了見込みだ。
新しいID番号のおかげで、多くの管理者の業務がよりシンプルで便利になり、時間とコストを節約できる。
推定1300種類の管理タスクのコピーを繰り返し作成する必要はなくなるため、年間約6900万ドル(約74億円)節約可能な見込みだ。
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