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人民裁判所、ベトナム初の食品安全法違反を適用
2019年11月05日(火)00時00分 公開
<Bui Van Sang容疑者(写真提供:Photo by VnExpress/Hai Duyen.)>
1日、ホーチミン市人民裁判所が食品安全法違反で有罪判決を宣告した。食品安全法違反で有罪判決が科されるのはこれまでで初めてだという。
Bui Van Sang容疑者は、トゥドゥック区で農作物工場を運営しており、許可のないサプライヤーから購入した化学物質で野菜を漂白していたという。
捜査では、野菜から体内に取り込まれると消化器系に悪影響を及ぼす可能性がある高濃度の亜ジチオン酸ナトリウムと硫酸ナトリウムが検出された。高レベルの亜ジチオン酸ナトリウムと硫酸ナトリウムはベトナムの食品安全法で禁止されている項目だ。
Bui Van Sang容疑者には、2017年1月〜2018年4月まで違法行為を行っていたとして、懲役1年6ヶ月が宣告された。
ベトナムでは食品の安全性が懸念されているにも関わらず、食品安全法違反で有罪判決を科されたのが今回が初めてだった。
市場調査会社のインドシナリサーチがハノイとホーチミン市の300人から行った調査では、86%以上が食品の安全性について疑問を抱いていたという。
ベトナム統計総局によると、昨年、食中毒事例は84件発生し、3174人が食中毒となった。そのうち11人が亡くなったという。
今年は、これまでで食中毒事例が58件発生し、1688人が食中毒となり、そのうち9人が亡くなった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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