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アップル、AirPods Proの一部生産をベトナムに移管か
<写真:PEXELS>
一部のネットユーザーやApple関連のニュースサイトであるMacRumorsのフォーラムで、アメリカの大手IT企業のアップル(Apple)社が、自社製品であるAirPods Proの生産拠点の一部を中国からベトナムへと移管しているとの声が上がっている。
アップルはiPhoneやMacなどの自社製品の生産拠点を中国に置いていたが、同社は中国での生産に対する信頼を失っていると見られる。
これまで、AirPods Proの充電ケースの背面には「Assembled in China」と中国で組み立て作業が行われていることを示す記載がされていたが、最近、複数のユーザーから「Assembled in Vietnam」と書かれたAirPods Proに関する投稿がMacRumorsに寄せられているという。
アップル社が自社製品の生産拠点を中国からベトナムへと一部移転させている理由として、新型コロナウイルスの世界的流行だけでなく、関税の問題の原因ともなっている米中貿易戦争が考えられる。
昨年7月には日本経済新聞が、アップル社はアメリカと中国間の貿易戦争により、トランプ大統領が中国製品に対する関税の引き上げを発表したことを受けて、生産拠点の一部をベトナムへ移転を検討していると報じた。
AirPods Proの生産量のうち何%がベトナムで製造されているのか、また、ベトナムでの生産量を増加させるのかについては不明だ。
しかし、19日には、ベトナムの工場を使用してAirPods Studio(Apple社が販売に向けて開発中とされている製品)の製造を行っているという報道もされた。
現在、アップル社はこれらの報道について一切コメントしていない。
※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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