VCCIと日本の中小機構、ビジネスマッチングプラットフォーム導入

2020年06月22日(月)00時00分 公開
VCCIと日本の中小機構、ビジネスマッチングプラットフォーム導入

<写真:J-GoodTech Webサイトより>

 

19日、ベトナム商工会議所(VCCI)と日本の独立行政法人 中小企業基盤整備機構が、ベトナム企業と日本の中小企業向けのビジネスマッチングプラットフォーム「J-GoodTech」を導入した。

 

J-GoodTech(ジェグテック)とは、中小企業と国内外の企業をつなぐビジネスマッチングサイトで、経済産業省所管の独立行政法人である中小企業基盤整備機構が運営している。

ジェグテックには、約1万7000社もの日本の中小企業や、アジア諸国の企業約7000社など、幅広い業種・多彩な技術を持つ企業が集まっているという。

具体的な業種・分野としては、電子機器、機械、金属、食品、流通、ロジスティクス、B2Bサービスなどがある。

 

ジェグテックに登録しているベトナム企業は、他の企業についての情報収集ができるだけでなく、ビジネスや製品、協力ニーズに関する情報にもアクセス・共有することができるそうだ。

また、ベトナム企業はビジネス同士を繋げることや製品の生産・消費にも協力できるという。

 

ベトナム商工会議所のNguyen Van Hai会頭は、新型コロナウイルスの流行への対応として、多くの国が輸出入制限政策を適用し、厳格な医療検疫措置を実施したと述べた。

これにより、ベトナムと日本の両方のビジネスは、従来の形で外部市場とのビジネスマッチングやパートナー、顧客の開拓が困難になったとNguyen会頭は語った。

そこで、ジェグテックのような、デジタルテクノロジーを通じてオンライン取引でビジネスをつなぐことは非常に有用だとNguyen会頭は付け加えた。

 

独立行政法人中小企業基盤整備機構は、7月13日〜17日まで、オンラインプラットフォームのMicrosoft Teamsを通じてベトナムと日本間のビジネス協力をサポートする無料のオンラインビジネスマッチングイベントを開催予定だという。

このイベントでは、ベトナム企業は、認証済みの情報を登録し、スマホやPCを使用してマッチングに参加可能だとされる。
 

 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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