赤道ギニアからの帰国者、陽性129人のはずが帰国後に21人と判明

2020年08月05日(水)00時00分 公開
赤道ギニアからの帰国者、陽性129人のはずが帰国後に21人と判明

<写真:VnExpress>

 

先週28日、救援便で赤道ギニアから帰国した219人のうち、129人が新型コロナウイルスの感染者とされていたが、帰国後の検査で陽性反応を示したのは21人のみだったという。

 

ハノイの国立熱帯病病院のDang Hong Hai氏は、感染者数に誤差が生じたことについて、赤道ギニアで感染確認がされていた患者は、ベトナムへ帰国するまでの3〜4週間ですでに回復した可能性があると話した。

 

Dang Hong Hai氏はまた、新型コロナウイルスの急性期は1〜2週間で、重症患者でない場合は2週間で症状が治まるため、検査で陰性反応になることもあると続けた。

さらに、21人という感染者数の少なさは、航空機内での他の乗員乗客への感染が少ないことを示していると付け加えた。

 

28日に救援便で赤道ギニアから帰国した219人は、赤道ギニア・バタ空港を出発後、ハノイ・ノイバイ国際空港へ到着した。

当局は、救援便の運航にあたり、少なくとも129人が新型コロナウイルスへの感染が確認されていると明らかにしていた。

ベトナム到着後、全ての乗員乗客はハノイ市内の病院で14日間の隔離措置を受けているという。
 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

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