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ダナンが社会隔離を緩和、飲食店の部分的な営業再開など
ダナン市人民委員会は、5日(土)午前0時から飲食店の部分的な営業再開を許可するなど、社会隔離措置を緩和すると4日(金)午後に決定した。
ダナン市では7月25日に国内では100日ぶりとなる新型コロナウイルスの市中感染が確認され、その後、相次いで感染者が確認されていた。
それを受け、7月28日午前0時から首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会隔離が講じられていた。
このところ、感染状況に落ち着きが出ており、ダナン当局が現在の感染状況は制御下にあると判断したことで、今回の社会隔離が緩和されたとみられている。
ダナン市人民委員会のHuynh Duc Tho委員長は4日(金)、ダナンは市内の飲食店や飲食サービス、ショップは持ち帰りまたはデリバリーでの営業再開を認めると発表した。
店内での飲食は引き続き禁止されるという。
海水浴に関しては、依然として許可は下りていないが、ホテルなどの宿泊施設は営業再開が認められた。
しかし、ホテルや宿泊施設内での飲食やマッサージについては引き続き禁止される。
美容施設やカラオケ、バー、ディスコ、映画館、ジムを含むスポーツ関連のサービス、マッサージなどの不要不急のサービスに関しても営業再開は認められていない。
交通機関については、バスやタクシーなどの道路輸送から段階的に再開する見通しだ。
鉄道と航空の再開については、ダナン市交通運輸局が現在、提案をまとめており、その後、交通運輸省からの承認を受けるという。
社会隔離の緩和がされても、ダナン市の住民に対しては不要不急の外出を控えるように呼びかけられており、外出時にはマスクの着用が義務付けられている。
また、市場の利用に関しては、引き続き3日に1回に制限されるという。
ベトナムでは通常、新学期が9月5日から始まるが、ダナン市での学校の再開はいまだ認められていない。
そのほか、職場と学校、病院を除く公共の場所で20人以上が集まることは禁止されており、イベントやスポーツ大会、結婚式、パーティー、宗教儀式も禁止となる。
ダナン市内の一部地域では、ロックダウンの措置が講じられている。
3日(木)、ダナン市人民委員会のTruong Quang Nghia氏は、地元当局に対してダナン政府の「新型コロナウイルスの抑制」と「経済成長の維持」という2つの目標に順守するよう要請した。
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