ホーチミンのランタン通り、連日多くの人で賑わう
<写真:VnExpress>
10月1日(旧暦8月15日)の中秋節まで約2週間前と迫り、ホーチミンでは5区にあるルオンニューホック(Lương Nhữ Học)通りでは、灯篭を売る露店が並ぶ灯篭街が現れ、連日多くの人で賑わっているという。
ルオンニューホック(Lương Nhữ Học)通りは通称ランタン通りと呼ばれ、半世紀以上の歴史を持っており、さまざまな種類の灯篭、獅子舞の道具の製造および販売がされている。
Muoiさんの営む露天では、手作りのランタンや、さまざまな形や色のバッテリーで照らされたランタンを販売しているという。
ランタン通りで20年以上の商売をしてきたMuoiさんは「売上は新型コロナウイルスの影響で、昨年に比べて半分近く減少している。幸いにも中秋が近づき、より多くの買い物客が連日来店しているため、状況は良くなった」と話した。
それぞれの露店には灯篭が施されており、主に需要の高い数種類のタイプの灯籠のみを販売しているという。
別の露天を営むLy Ngoc Hienさんによると、訪問者数は多いものの、観光目的でランタン通りを訪問する人も多いため、実際に中秋節の灯籠や装飾品を買う人は少ないそうだ。
今年最も売れている灯籠は
手作りのもので、価格は1個3万ドン程度だという。サイズが大きい手作りの灯籠は数十万ドンだと
いう。
ランタン通りを訪れていたNguyen Nhu Quynhさんは「ランタン通りは賑わっているが、人が多くて写真を撮るのが難しい」と話した。
以前は写真撮影を禁止する露天も目立ったが、今年はそうではなく、多くの人が写真撮影を楽しんでいた。
<ランタンの前で写真を撮る女性3人>
<周りに飾られるランタンを眺める男の子>
<娘とランタンをみる男性>
ランタン通りは、朝から深夜まで営業しているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。