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ダナンに観光客戻り始める、36日間市中感染確認されず
<写真:VN Express>
ベトナムの新型コロナウイルス第2波の中心地となったダナンに観光客が戻り始めている。
10月4日、ダナン市観光局はロックダウン後初めてとなる国内観光客グループを出迎えた。
ダナン市観光局のNguyen Xuan Binh副局長は国内観光客グループの受け入れは素晴らしいことだとし、「ダナンが観光を再開し、安全な観光地であることを示している」と話した。
ハノイから55人の観光客グループがベトナム航空の便でダナンに到着し、ダナン市観光局の職員らが出迎えたという。
55人のグループには、当初の予定の3つ星ホテルではなく、4つ星ホテルが用意された他、ウェルカムパーティーなどが行われたという。
観光客グループの1人であるHoang Thi Thuanさん(70)は8月2日にダナン旅行を予定していたが、新型コロナウイルス第2波の影響で日程を変更していたという。
「ダナンでは新型コロナウイルスが制御下に置かれている上、36日間地域感染が確認されていないことから、旅行をしても安全だと感じた。予防のため、公共の場所ではフェイスマスクを着用している。」とThuanさんは話した。
観光客グループは五行山(マーブルマウンテン)やソンチャ半島、バナヒルズ、ホイアンなど有名観光地を訪れたという。
ダナンには全長30キロにも及ぶ海岸線があり、その海は米フォーブス誌が「世界で最も美しいビーチ」の1つに選出したほど有名だ。
しかし、7月25日に新型コロナウイルス第2波がダナンで発生して以来、ダナンを初めその周辺地域では社会的距離を取る措置などが講じられていた。
ダナンでは389人の新型コロナウイルス感染患者が確認されたが、10月6日時点で過去1ヶ月以上にわたり地域感染が確認されておらず、観光客も徐々に戻り始めているという。
ベトナム航空やベトジェット航空など、国内各航空会社はダナン便の機材大型化・増便を進めている。
ダナンでは9月11日から同市の公共ビーチを開放し、9月25日からはカラオケやバーを含む全ての生活必需以外のサービスの営業を認めている。
大手オンラインホテル予約サイト「アゴダ(Agoda)」が発表した2020年末までに行きたい旅行先のランキングでは、台湾・タイ・日本に続きベトナムが第4位にランクインした。
ベトナム国内では、ニャチャン、フーコック、ダナンがトップ3を占めた。
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