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ホーチミンで道路に巨大な穴、排水パイプ破裂
<写真:VN Express>
ホーチミン市・ゴーヴァップ区の交差点で排水パイプなど破裂し、道路が陥没した。陥没でできた穴の大きさはトラックほどの大きさで、横3メートル、縦5メートル、深さは8メートル。
陥没は2日夜、Phan Van Tri通りとLe Thi Hong通りの交差点で排水パイプと通信ケーブルが破裂したことによって生じたという。
現場近くのガソリンスタンドで働くPhan Van Binhさんは、陥没が起きる2日前、道路の表面にひび割れができているのを発見し、車両が通過しないよう目印となる物を設置したという。
陥没の補修のため、3日朝、作業員数十人とクレーン2台が出動したという。
ホーチミン市インフラ技術管理センターによると、45年間使用されていた排水パイプが破裂し、水が土壌や岩を侵食して地盤沈下を引き起こし、最終的に陥没が生じたという。
3日、破裂したパイプは取り替えられたと報告されているものの、同管理センターはPhan Van Tri通りの150メートルにも及ぶ全体のシステムを交換するため、資金を募っているという。
Phan Van Tri通りの別の場所では、3ヶ月前にも大雨が降った際に道路が陥没し、7人乗りの自動車ほどの大きさが穴ができていた。
当時、HCMC Urban Drainage社は、土砂降りの際に損傷した排水管の劣化が圧力を高め、道路が陥没したことを認めていた。
ホーチミンでは、10年以上に渡り、道路陥没が問題視されており、いまだに問題の解決策をまだ見つけることができていないという。
これまでで、陥没による死者は出ていないものの、車両数台が穴に転落する事故は発生している。
多くの場合、陥落の原因は、排水パイプラインの劣化、低品質の道路建設、地下水の過剰獲水だという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。