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袋かけず育てた青森産りんご、ハノイで販売開始

2021年02月08日(月)15時02分 公開
袋かけず育てた青森産りんご、ハノイで販売開始

<写真:Shutterstock>

ハノイで袋をかけずに育てた青森県特産のりんごの販売が開始された。

袋をかけずに育てたりんごは、より甘みが強いとされ、経済成長が続くベトナムでの市場拡大が期待されている。

 

このりんごは、病害虫対策として約1か月間、低温で貯蔵するなどの条件で今年から輸入が開始された。

ハノイの果物店では、すでに輸入されている他の青森県産のりんごとともに売り場に陳列されている。


海外への輸出に力を入れている青森県は、台湾や香港に次ぐ輸出先として、経済成長が続いている東南アジア市場の開拓を進めていた。

ベトナムについては、6年前から贈答品の需要が高まるテト(旧正月)の時期に合わせて輸出を開始し、品種や輸出量を増やしていた。

全農あおもりでは、今シーズンは約300トンの輸出が見込まれている。


これまでベトナムへは袋をかけて育てたりんごを輸出していたものの、検疫条件が緩和されたため、手間がかからない袋をかけずに育てた「無袋りんご」も低温での貯蔵などを条件に輸出が許可されたという。

JA全農あおもりでは、これまで輸出してきた6種類のりんごに加え、「サンふじ」を初めて輸出してベトナム市場での青森県産のりんごの価値をさらに高める方針だ。

 

 

 

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