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ベトナム:コロナ市中感染感染広がる、ダナンやハノイなど
<写真:VN Express>
4日にベトナム国内で新たに4件の新型コロナウイルス市中感染の症例が確認された。
3日午後には10件の市中感染の症例が確認されており、感染拡大にベトナム政府は緊張を高めている。
4日朝に感染が確認されたのは、ハノイ在住の男性とダナン在住の男性の合計2人。
ダナンで感染が確認された男性は、ホイアン出身で4月29日からダナンに住み、同市にあるホテルで勤務していたという。
この男性は2日に、発熱や倦怠感などの症状を感じ、3日に新型コロナウイルスへの感染が確認された。
しかし、感染源は未だ明らかになっていない。
ハノイで感染が確認された男性については、Bac Tu Liem区在住で、4月29日にダナン発ハノイ行き(VN160)で、感染が確認された中国人専門家らの近くに座っていたとされる。
中国人専門家らはベトナムに入国後、4月9日〜23日までイエンバイ省のNhu Nguyet 2ホテルで14日間の隔離を行い、3度の検査で陰性が確認されていた。
入国後の2週間の隔離終了後、専門家らは同省のTrung Bac A Companyへと移動した。
そこでも地元当局の指示のもと、別のホテルで14日間の健康観察を行ったという。
しかし、4月23日〜25日まで専門家らはホテルから外出し、ベトナム北部の多数の地域を訪れたという。
その後、4月28日に中国人専門家らはランソン省のHuu Nghi国境ゲートから中国へ帰国。
中国へ帰国時に専門家5人のうち1人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたという。
また、3日午後に感染が確認されたのは19人。
うち、10人がビンフック省やハナム省における市中感染で、他9人は輸入症例だという。
市中感染者のうち8人はビンフック省で確認され、そのうち5人は同省Vinh Yen町の医療従事者だ。
この5人も中国人専門家らと接触したことが確認されている。
残り3人については、27〜38歳の男性で、同省で新型コロナウイルスの感染源となっているPhuc Yen町のカラオケに関連する症例。
市中感染者10人のうち他2人はハナム省で確認された。
日本から帰国してダナンでの隔離後に感染が確認された男性と濃厚接触をしたとされる。
4月29日以降、ビンフック省では14件、ハナム省では20件の市中感染が確認されている。
ダナン市では4日に感染が確認された男性が最初に受診したホアン・ミー・ダナン病院が、閉鎖されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。