ベトナム航空が航空機11機を売却、世代交代と資金確保で

2021年06月04日(金)14時57分 公開
ベトナム航空が航空機11機を売却、世代交代と資金確保で

<写真:ベトナム航空エアバスA321セオ(CEO)型機>

ベトナム航空は同社の保有する航空機エアバスA321セオ(CEO)を11機売却することを発表した。

売却される航空機は2004年、2007年、2008年に製造されたもの。

 

今回の売却はベトナム航空が進める航空機の世代交代の一貫だとされている。

また、新型コロナウイルスの影響で悪化する財務状況を改善するため、資金確保も目的にしているという。

 

ベトナム航空は2019年にも航空機9機を売却していた。

2020年末時点で、ベトナム航空が保有していた航空機は107機。

そのうちの51機が今回売却される航空機と同型のエアバスA321セオ(CEO)だ。

 

ベトナム航空はエアバスA321セオ(CEO)に代わり、同じ大きさで燃費が良くエンジン音も静かなエアバスA321ネオ(NEO)を導入している。

 

今年第一四半期、ベトナム航空は2億1600万ドル(約238億円)という過去最大の損失を計上していた。

このままいくと、ホーチミン証券取引所が同社の上場を廃止する可能性もある。すでに、ベトナム航空は4月15日にホーチミン証券取引所から警告を受けているという。

 

 

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