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ホーチミン〜ハノイ線、1日2便に運航制限か 運輸省が提案
<写真:サンフランシスコ国際空港でのベトナム航空 / ©️Flickr>
ベトナム交通運輸省は、ホーチミン市とハノイ市を結ぶ国内線を1日2便に制限することを首相に対して提案した。
7月20日、交通運輸省はハノイ市人民委員会から、ホーチミン市を含む南部地域の新型コロナウイルスの感染状況は複雑なものであることから、ハノイ市とホーチミン市と南部の省・都市を結ぶ国内線の運航制限に関する通達書を受け取ったという。
交通運輸省によると、現在、首相指示第16号に基づく社会隔離が適用されているベトナム南部地域にはタンソンニャット国際空港、カントー国際空港、フーコック国際空港、ラックザー空港、カマウ空港、コンダオ空港があるという。
航空当局は現在、ラックザー空港、カマウ空港、コンダオ空港を離発着する国内線の運航を一時停止している。
カントー国際空港とフーコック国際空港から〜ハノイ・ノイバイ国際空港を結ぶ路線については、それぞれエアバスA321型機で1日1便運航しているという。
ホーチミン・タンソンニャット国際空港とハノイ・ノイバイ国際空港を結ぶ路線については、1日の乗客数を最大1700人までと制限されており、航空会社別に、ベトナム航空が700人、バンブー航空とベトジェット航空がそれぞれ400人、パシフィック航空が200人と割り当てられている。
ハノイ市委員会は、新型コロナウイルスの感染状況は依然として複雑であることから、交通運輸省に対して、南部地域の各空港からハノイへの国内線の運航について、2つの提案をしたという。
1つ目の提案は、カントーとフーコックからハノイ市を結ぶ路線を一時停止し、ホーチミン市とハノイ市を結ぶ路線は1日の最大乗客数を800人に制限するものだ。
2つ目の提案は、カントーとフーコックからハノイ市を結ぶ路線を一時停止し、ホーチミン市とハノイ市を結ぶ路線を1日2往復に制限するものだ。
新型コロナウイルスの感染者と感染の疑いがある人のハノイ市への流入を未然に防ぐべく、運輸省は2つ目の提案を首相に提案しているという。
以前、ベトナム民間航空局は、ホーチミン市を含む南部地域から各地方への人々の移送を容易にするように、航空会社と空港に対して要請していた。
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