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ファイザー製ワクチン接種後に1人死亡:バクザン省
バクザン省保健局は米ファイザー製ワクチンを接種後に「アナフィラキシーショック」と呼ばれる重大なアレルギー反応を起こした4人のうち1人が死亡したことを発表した。
4人は同省Son Dong区でワクチンを接種したという。
同省保健局のNguyen Thi Thu Huong副局長は、28日(日)、死亡が確認されたのは16歳の男子学生で、死因はワクチン接種後の重度の過敏症によるものだという。
「アナフィラキシーショック」を起こした4人のうち、死亡した男子生徒と他の女子生徒(16)は重症で、ハノイ市のバクマイ病院に緊急搬送されたという。
2人に対しては体外式膜型人工肺(ECMO)を使用した治療が行われたが、その後、男子生徒の死亡が確認された。
バクマイ病院の担当者によると、女子生徒も危篤状態で、医師たちによる懸命な処置が施されているという。
残る2人については症状が軽く、バクザン省Son Dong区内の病院に搬送され、治療を受けている。
Son Dong区にある高校などでは移動式医療センターが設置され、学生700人を対象としたワクチン接種が行われていた。
接種に使用されたのは米ファイザー製で、4人は接種から15〜30分後に「アナフィラキシーショック」を起こしたという。
ベトナム国内約30の省・都市では米ファイザー製ワクチンを使用して、12歳〜17歳に対するワクチン接種が行われている。
バクザン省では11月12日から12歳〜18歳を対象にしたワクチン接種が行われており、これまでの接種回数は17万4000回。
保健省は国内のその他の地域での未成年に対するワクチン接種は安全に行われているとした上で、最も多く確認されている副反応は微熱や筋肉痛などだとした。
タインホア省では23日、中国シノファーム製の新型コロナウイルスワクチンを接種した計4人が接種後に死亡したことが確認されていた。
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