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ベトナム、独自のワクチンパスポートを発行へ
<写真:画面上に映し出されたベトナムのワクチンパスポートのイラスト/VN Express>
ベトナムは、個人情報とワクチン接種情報を記載した独自のデジタルのワクチンパスポートを発行するという。
保健省が発行した書簡によると、ワクチンパスポートには氏名、誕生日、国籍、ワクチン接種回数、ワクチン接種日、ワクチンの種類、ワクチンメーカー、シリアル番号が記載される。
保健省によると、ワクチンパスポートの発行には3つのステップがあるという。
ステップ1では、10月21日付の公文書(8938/BYT-DP)と11月5日付の公文書(9438/BYT-IT-CT)に従い、ワクチン接種を受けた人に関する情報の確認を行う。
ステップ2では、ワクチン接種を行う施設が、新型コロナウイルスのワクチン接種管理のプラットフォームで、ワクチン接種データに電子署名を行う。
このプラットフォームでは、ワクチン接種証明の管理システムに接続してワクチン接種のデータを共有しているという。
ワクチンパスポートの発行には、ベトナム保健省が承認しているワクチン(アストラゼネカ、スプートニクV、ベロセル、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソン、ハヤトバックス、アブダラ)の接種が必要回数終えていなければならない。
ステップ3では、予防医学局がワクチン接種証明証に署名を行う。
ワクチン接種証明は個人情報などが暗号化されてQRコード形式で発行され、有効期限は作成後から12ヶ月だという。
また、保健省によると、ワクチンパスポートの内容は欧州連合(EU)の基準を満たしているという。
ベトナム外務省によると、現在政府は世界78の国と地域のワクチン接種証明書を承認している。
ベトナム政府の発行するワクチンパスポートについては、日本、アメリカ、イギリス、ベラルーシが公式に承認しているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。