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ベトナムの成長率予測を5.3%に引き下げ 世界銀行
2022年04月06日(水)13時36分 公開
〈写真:VnExpress〉
世界銀行は、第1四半期の新型コロナウイルス感染患者の急増と主要輸出国の景気減速を理由として、2022年のベトナムの成長率予測を5.3%に引き下げた。
世界銀行がベトナムの2022年成長率予測を引き下げたのはこれで2度目となる。昨年10月には6.5%の成長率を予想していたが、1月には5.5%に引き下げられている。
5日に発表された報告書によると、ベトナムのGDPは今年5.3%成長し、国内外の移動規制が緩和されたシナリオでは約6.5%で安定する見込みである。
サービス部門は、消費者心理の回復や2022年半ば以降の観光業の回復に伴い、年内に徐々に回復すると予測している。
製造部門に関しては、ベトナムの主要輸出市場である米国、欧州連合、中国の成長が緩やかになっていることを反映して、成長の鈍化が予想されている。
しかし、同報告書ではロシア・ウクライナ紛争や新型コロナウイルス変異株など外部からの経済ショック、内需回復の鈍化、感染症急増による労働力不足などのリスクが高まる見通しがあることも同時に警告している。
同報告書によると、リスクの高まりにより、2022年のGDP成長率は4%、2023年は6%、2024年は6.5%に回復するシナリオになる可能性がある。
世界銀行はベトナム政府に対し、強力な財政政策支援と、緩和的で慎重な金融政策を展開するよう勧告した。
また、昨年5月〜9月にかけてのパンデミックとロックダウンにより拡大した格差がもたらす経済と人的資本への影響についても慎重な姿勢を示している。
ベトナムの昨年の経済成長率は2.6%で、パンデミック前の7%台を大きく下回っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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