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4月末連休の観光地への航空券「ほぼ完売」
〈写真:VnExpress〉
南部ベトナム解放記念日とメーデーの連休に、多くの観光地への航空券や鉄道チケットがほぼ満席となり、残りの空席価格は通常の2倍となっている。
地元報道機関の調査によると、ハノイ市とホーチミン市からクイニョン、ダナン、ニャチャン、ダラット、コンダオ島など人気の観光地へ向かう手頃な時間帯の便は完売している。早朝便や深夜便のチケットはまだ販売されているが、運賃は通常の2倍である。
ベトナム航空のウェブサイトでは、4月29日のハノイ市からメコンデルタ地方キエンザン省フーコック島への片道航空券が410万ドン(約2万3000円)から、ビジネスクラスは700万ドン(約3万9200円)近くとなっている。
他の多くの航空会社も同様の状況だ。
先月、ベトナム航空は4連休中(4月30日~5月3日)に2300便、45万席の増便を発表し、全座席の90%以上を販売したと発表している。
ベトナム民間航空局のディン・ベト・タン局長によると、連休中に航空機で移動する乗客数は通常日に対して25〜30%増加し、昨年同期比では約90〜95%に達する見込みである。
ベトナムで最も利用客の多い2つの空港のインフラについては、ハノイのノイバイ国際空港ではアップグレードのために数ヶ月閉鎖されていた2本の滑走路が23日朝から運転を再開し、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港では修理された滑走路が25日から運転を開始する。
ノイバイ国際空港は、国内線を中心に1日500便以上、約7万8000~8万人の乗客が利用できる収容能力となる見込みである。
当局は、混雑を避けるため、国内線はフライト時間の2時間前、国際線は3時間前に空港に到着するよう乗客に呼びかけている。
ベトナム鉄道公社のチケット予約サイトでは、ハノイ市〜ハイフォン、ドンホイへの列車は、4月30日はほぼ完売、5月3日は帰りの座席がわずかとなっている。
南部では、ホーチミン市〜ファンティエット、ニャチャンへの列車が満席である。
南部のブンタウ、フーコック島、中央高原のダラット、北部高原のサパなど一部の観光地は、いずれも次の週末の連休に大混雑が予想される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。