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ファム・ミン・チン首相、11日から米国を訪問
〈写真:VnExpress〉
ファム・ミン・チン首相は、ワシントンで開催される米ASEAN首脳会議に出席するベトナム代表団の団長を務め、11日〜17日までアメリカを訪問する。
チン首相は、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の他の首脳とともに、ジョー・バイデン米大統領の招きで12日と13日に開催される米ASEAN特別首脳会議に出席する予定である。
このサミットは、ASEANと米国の関係45周年を記念して開催される。
ASEANと米国の対話関係は1977年に確立され、2015年に戦略的パートナーシップに格上げされた。米国はASEANにとって中国に次いで2番目に大きな貿易相手国であり、最大の投資国でもある。
米国は昨年の時点で、4200万回分以上のワクチンを提供し、パンデミック対策のために2億ドル以上をASEAN加盟国に支援したと発表している。また、米国は「新型コロナウイルスに関するASEAN対応基金」に50万ドル(約6542万円)を拠出した。
ASEAN首脳会議のほか、ベトナム首相は米国を訪問し、国連でも活動する予定である。
ベトナムと米国は、かつて敵対関係にあったが、1995年に国交を正常化した。
1975年のベトナム戦争終結以来の二国間関係のマイルストーンとしては、2016年5月のバラク・オバマ大統領の訪問時ベトナムに対する致命的武器禁止命令の完全解除、2018年3月の空母カール・ヴィンソンのダナン派遣などが、ベトナムにおける最大の米軍プレゼンスとなっている。
二国間貿易は1994年の4億5000万ドル(約589億円)から2021年には1115億6000万ドル(約14兆5965億円)へと急増した。
ベトナムは1977年に国連に加盟した。
双方は2017年〜2021年までの共同戦略計画を実施し、ベトナムの5年間(2016年〜2020年)の社会経済開発戦略の実施や、「人々への投資」「気候変動への適応と環境の持続可能性の確保」「繁栄とパートナーシップの促進」「正義の推進、平和と包括的ガバナンスの達成」という4つの優先分野からなる「持続的開発目標」の達成に向けた施策の支援を行っている。
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