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ハノイ市で少年が毒ヘビのペットに噛まれ入院、命にかかわる状態

2022年05月10日(火)14時18分 公開
ハノイ市で少年が毒ヘビのペットに噛まれ入院、命にかかわる状態

〈写真:Tuoi Tre〉

 

ハノイ市の13歳少年が、ネットで購入しペットとして飼育していた毒ヘビ「アカオビハクビシ」に咬まれ、3日、命にかかわる状態で入院したことが明らかになった。

 

ベトナム国立小児病院は3日午後、この少年を緊急治療病棟に入院させた。

 

家族によると、少年は動物の飼育が好きで、時々ネットで動物について勉強しているという。

 

入院の2週間前、少年はインターネットでアカハラダカ3匹を購入し、家族に内緒で家で飼っていた。

 

ヘビのケージを交換する際、少年は1匹のヘビに人差し指を噛まれた。

 

ベトナム国立小児病院の救急治療室長であるLe Ngoc Duy医師によると、収容当時の少年は意識はあるが、疲労困憊した状態であった。

 

少年の右手は腫れと打撲、そして人差し指は出血し痛んでいた。

 

医師は、ヘビ毒の抗血清、抗炎症剤、傷口の感染を防ぐための抗生物質で治療を行った。

 

治療開始から1日後、少年の健康状態は徐々に安定していった。

 

Duy博士によると、アカオビハシはキングコブラに次ぐ毒性を持ち、最も毒性の強いヘビの1つであり、妊娠中の母ヘビは、通常よりも強い毒を持っている。

 

毒ヘビの毒には20種類以上の成分が含まれており、その咬傷はしばしば多量の出血と迅速な腫脹を引き起こす。

 

また、被害者に血液凝固障害、浮腫、壊死、心血管系虚脱、さらにはアナフィラキシーによる急死などの現象を起こし、深刻な後遺症を残すことがある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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