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食品の品質管理を強化・厳格化 ホーチミン市
〈写真:VietnamNews〉
ホーチミン市食品安全管理委員会は、食品の安全性を強化するために、小売業者が販売する食品を綿密に監視し、産地が明確な製品を購入できるようにする予定である。
それに伴い同市当局は、原産地が明確に表示された製品を購入するよう消費者に呼びかけている。
同委員会、市産業貿易局、スーパーマーケットやコンビニエンスストアは、食品の品質を厳しく管理するよう指導されている。
同委員会によると、食品の生産、加工、流通、輸出入の事業所が厳しく監視される。
消費者は伝統的な市場で食品を購入することを好むが、産地が明確でない製品が多くあり、伝統的な市場で食品の品質を向上させ、近代的な流通システムを強化することが重要である。
企業は食品安全に関する規制を遵守し、同委員会と協力して品質管理活動を行い、検査用のサンプルを提供しなければならない。検査結果、警告、その他の情報は、消費者、食品生産者、貿易業者に警告するためにウェブサイトでの公表が検討されている。
また、検査結果に関する情報を開示しない企業は、委員会のウェブサイト上で名指しで非難されることになる。
Saigon Co.op社によると、同社は所轄官庁が提供する食品衛生安全証明書を持つ有名メーカーからしか製品を購入しない。
また、各スーパーマーケットに温度、湿度、保管基準をチェックするチームを配置し、消費者の手元に届くまで常に最高の品質で製品を提供できるようにしている。
ホーチミン市は、地元の食料需要の20〜30%を生産しており、残りは近隣の省から調達している。
同市は、時間を掛けて農業生産と消費の連鎖を効果的に管理し、トレーサビリティと地理的表示によって食品の衛生と安全を確保することを推進してきたが、依然としてその規模は小さい。
農業生産に投資する企業の数は依然として少なく、集中生産地に関連する卸売市場も協調的に発展していない。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。