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工業の中心都市ドンナイ省、約406億円を掛け省都を改修へ
〈写真:VnExpress〉
工業の中心地であるドンナイ省は、省都ビエンホアを整備するため、約7兆4000億ドン(約406億6725万円)を掛けて一連のプロジェクトを実施する予定である。
ホーチミン市と隣接する同省は、ビエンホア市ブーロン観光区のドンナイ川沿いの道路全長5.2キロメートルを整備するプロジェクトを昨年から進めている。
このプロジェクト実施に当たり当局は302世帯を立ち退かせ、1兆3000億ドン(約71億4425万円)を掛けて、河川堤防、公園、トンネルの建設を進めている。
また、ビエンホア市中心部の交通渋滞を緩和するため、ドンナイ川支流のカイ川沿いに総工費574億ドン(約3億1545万円)以上、全長4.5キロメートル、幅32メートルの新しい道路の建設開始準備を進めている。
同省のプロジェクト管理委員会ゴー・ザ・アン局長によると、同省は請負業者の選定や入札パッケージのコンサルティングを含む道路建設のための基本的な投資手続きを完了しており、今年の第3四半期にカイ川沿いの道路建設作業を開始する予定である。
この川沿いの道路を建設するプロジェクトと一緒に、同省は1.5兆ドン(約82億4336万円)をかけ、カイ川を渡る長さ560メートルの橋で構成されるビエンホア市街地につながる主要な道路の建設を推進している。
これに伴いカイ川沿いの魚の養殖かご400以上を除去し、住民を保障する300億ドン(約1億6487万円)をかけたプロジェクトも実施される予定である。
同プロジェクトでは、水質汚染の軽減、水路の通行量増加が期待される。
さらに、環境影響の再評価実施により5年間中断していたビエンホア市のドンナイ川景観改善プロジェクトも再開される予定であり、4兆ドン(約219億8230万円)をかけ、川を約100メートル侵食する形で、道路、公園、住宅地が建設される。
ホーチミン市の東30キロに位置する広さ264平方キロメートルのビエンホア市には125万人以上の人々が住んでいる。
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