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ホン川を描いた絵画、パリのオークションで約3100万円で落札
2022年06月27日(月)11時55分 公開
〈写真:VnExpress〉
パリのミロンオークションハウスで故レ・ヴァン・デ氏の「ホン川」の絵画が、22万ユーロ(約3129万円)の高値で落札された。
インドシナ美術大学の卒業生であるデ氏の作品は、他のベトナムの名画を凌駕する落札額となった。
24日、「ドイ・ボー・ソン・ホン(ホン川の岸辺)」と題されたこの作品は、ベトナム近代美術の巨匠たちの作品20点余りの中の1点として落札された。
1930年に描かれたこの作品は、茶色を基調としており、ホン川に浮かぶ家々や船、住民たちの原始的な美しさを表現している。
美術研究家のゴー・キム・コイ氏によると、デ氏は当時アジア美術ではあまり知られていなかった西洋の「遠近法」を応用した。
フランス国立美術史研究所にあるインドシナ美術大学の共同設立者、ヴィクトール・タルデューの資料では、この絵画は1931年5月初旬〜11月中旬に開催されたパリ植民地博覧会に出品され、当時の有名な美術ジャーナリスト、アドルフ・タバランによって日本の木版画とポスト印象派スタイルの「調和のとれた融合」と評されたとある。
この展覧会では、デ氏の油彩による「トゥエン・トレン・ソンホン(ホン川の舟)」と共に販売された。
「ドイ・ボー・ソン・ホン(ホン川の岸辺)」は、先日のオークションまでの間、数年にわたり何度も人手に渡っていた。
デ氏は、旧サイゴン美術大学(現ホーチミン美術大学)の初代学長として、1945年9月2日にハノイ市のバーディン広場で行われた歴史的な独立宣言式典の舞台装飾を任された栄誉を持つ。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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