夏の需要急増に伴い、航空運賃が時間を追って上昇

2022年06月27日(月)12時23分 公開
夏の需要急増に伴い、航空運賃が時間を追って上昇

〈写真:VnExpress〉

 

ここ数ヶ月、パンデミック後の夏の旅行需要の急増に伴い航空運賃が上昇し、顧客からは数時間以内での値上げが報告されている。

 

ホーチミン市在住のハンさんは、1ヶ月前にフーコックへの往復航空券を予約しようとしたが、旅行代理店は彼女が電話するたびに新しい価格を提示した。

 

ハンさんによると、大人3人と子供1人の航空運賃は10分で1100万ドン(約6万3740円)から1200万ドン(約6万9530円)へ、数時間後には1300万ドン(約7万5320円)へと上昇した。

 

国内線で最も高いハノイ市〜フーコック間の往復航空券は、先月から20〜30%上昇し、500〜750万ドン(約2万8970〜4万3460円)となった。

 

ハノイ市とホーチミン市からダナン市、ニャチャン、クイニョンへの航空運賃は、ここ数カ月で25%以上上昇している。

 

国際線運賃も25〜30%上昇し、ホーチミン市〜韓国線は1000万〜1300万ドン(約5万7940〜7万5320円)、ホーチミン市〜サンフランシスコ線は4100〜4500万ドン(約23万7560〜26万740円)を記録している。

 

ベトナム航空によると、航空会社が予約受付を開始すると、需要が高く、安いチケットはすぐになくなってしまう。また、燃料価格が2倍になったことで航空チケット価格が高騰している。

 

ベトジェットによると、燃料は運航コストの約40%を占めており、燃料価格が1バレルあたり100ドル(約1万3460円)を超えた時点で、航空会社の営業費用が50%増加した。

 

いくつかの航空会社は、旅行需要の増加に対応するために便数を増やすとしているが、具体的な内容は明らかにしていない。

 

ベトナム航空は6月〜8月中旬まで3万6000便を運航し、ベトジェットはこの夏、1日約450便(ほとんどが国内線)を運航する予定である。

 

バンブーエアウェイズは、フーコック、ダナン市、ニャチャン、クイニョンへの路線を中心に、提供座席数を15%増加させるよう増便するとしている。また、ピーク時の空港の圧力を減らすために、夜間飛行を増やす計画を立てている。

 

 

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