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ホーチミン市中心部の大木9本が伐採される、亀湖整備の一環か

2022年06月29日(水)12時59分 公開
ホーチミン市中心部の大木9本が伐採される、亀湖整備の一環か

〈写真:Tuoi Tre〉

 

ホーチミン市緑樹公園有限会社は、同市3区のホーコンルア(Ho Con Rua = 亀湖)周辺の街路樹9本を、「根こそぎ倒れて道路利用者に危険が及ぶ恐れがある」として伐採した。

 

一部の街路樹は同地区の歩道改修計画(亀湖を整備する広域プロジェクトの一環)の現場にあるが、同社は今回の伐採は歩道改修計画とは無関係だと主張している。

 

街路樹9本は同市建設局とインフラ管理局が発行した許可証に従い伐採され、9本のうち2本は根が腐り、幹がひどく傷んでいたとされている。また、街路樹の伐採は交通密度が高い同地域において、地域住民の安全を確保するためとしている。

 

同社によると、街路樹9本の他にも「歩道の改修によって樹勢に影響が出ることが予想される」として複数の樹木の伐採が行われた。近隣の住民は「歩道の掘削は木の根に直接影響を与える可能性がある」として、歩道の改修が周辺の樹木に悪影響を及ぼすのではないかと懸念している。

 

現在、民間資金による亀湖整備プロジェクトが進められており、1区バクダン埠頭に続く地元住民や観光客に人気の観光地になることが期待されている。

 

同プロジェクトは、メインプロジェクトである亀湖中心部の改修と、サブプロジェクトである周囲の歩道整備となっており、周辺には文化、料理、アートパフォーマンス、屋外展示などが計画されている。

 

サブプロジェクトは4月29日に着工しており、9月2日に完了する予定である。

 

現在の亀湖周辺は多くの歩道が劣化しており、歩行者に危険が及ぶだけではなく街並みにも影響を与えている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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