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オーストラリア、ベトナムとの戦略的パートナーシップの強化を約束
〈写真:Tuoi Tre〉
オーストラリアのペニー・ウォン外務大臣は、ベトナムとの戦略的パートナーシップを引き続き推進し、東南アジア地域におけるベトナムの役割を常に重要視していくことを明らかにした。
ウォン外相は、26日〜28日までの3日間でベトナムを公式訪問し、ハノイ市でブイ・タイン・ソン外相と会談を行なった。
同外相は、「オーストラリアは東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力を非常に重視しており、ベトナムが担っている中心的役割を高く評価している」と発言し、メコン地域の持続可能な発展のためにASEANとの協力を引き続き推進していくことを表明した。
ソン外相は今回の訪問を、「2023年の国交50周年に向けた両国の戦略的パートナーシップの新たな推進力」として高く評価した。
会談では貿易、投資、安全保障、防衛などの従来の関係を強化することに加え、観光、教育、労働などパンデミックの影響を強く受けた分野での協力を加速させることで合意した。
両者はまた、地域および国際問題についての議論を行い、ソン外相はASEAN地域の平和、安定、繁栄のために、オーストラリアが地域協力に引き続き積極的に貢献するよう提案した。
南シナ海問題については、平和、安定、安全、航行と上空の自由を維持し、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)を含む国際法を尊重することの重要性が強調された。
また、訪問日程の一環としてウォン外相は27日、同市でグエン・スアン・フック国家主席およびファム・ミン・チン首相と、オーストラリアとベトナムの戦略的パートナーシップをさらに深めるための方策を中心に個別に会談を行った。
フック国家主席とチン首相はウォン外相に対して、ハーリー・オーストラリア総督とアルバネーゼ首相にベトナム訪問の招待を伝えるように依頼した。
現在、オーストラリアには30万人以上のベトナム人が住んでおり、ベトナム語はオーストラリアの家庭で5番目に多く話されている言語である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。