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ベトナム観光総局、外国人観光客500万人達成に向け注力
〈写真:VnExpress〉
ベトナムはインドなどの潜在的な市場の開拓と米国やEUでのプロモーション強化を行い、今年の目標である外国人観光客500万人の受け入れ達成に注力する。
ベトナム観光総局のグエン・チュン・カイン副局長によると、国際観光再開後にベトナムの観光業界は顕著な改善の兆しを見せており、今年上半期には前年の6.8倍である60万2000人の外国人観光客を受け入れている。
しかし、この数字は2022年の目標である500万人のわずか12%に過ぎず、同副局長は「今年の残りの期間はインド、米国、中東などの潜在的な市場からの観光客誘致に注力すべきである」と述べている。
ベトナム政府観光局の統計によると、国際観光再開後のアメリカ人観光客数はベトナムを訪れる外国人観光客の中で2番目となっている。
また、インドからの観光客数は2019年に前年比28%増となっており、パンデミック前に最も急成長している観光市場の1つであった。
ベトナム航空は現在、ハノイ市・ホーチミン市〜サンフランシスコ市を結ぶ直行便を運航しており、ベトジェットエアはベトナムの主要観光地とインドの都市を結ぶ路線をさらに開設する予定である。
観光当局は旅行会社や外国大使と協力し、西ヨーロッパ諸国、日本、韓国、ASEANをはじめとするビザ免除対象国への旅行キャンペーン強化を行い、観光業界は欧米や韓国の旅行会社を歓迎するファムトリップを企画し、ベトナムのイメージアップを図る予定である。
ベトナムは3月15日から日本、韓国、EU加盟国を含む24の国・地域に対して検疫なしの入国を許可し、パンデミック前のビザ免除政策を再開している。
しかし、対象国以外の国からの訪問者に対しては1ヶ月のシングルビザしか発行しておらず、3ヶ月のビザを発行していたパンデミック前の状態には戻っていない。
各旅行会社は不親切なビザ政策が依然としてベトナムの観光回復の最大の障壁であると指摘する。
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