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第3四半期の経済成長率は10%に達する見込み:ビナキャピタル
2022年07月21日(木)10時03分 公開
<写真:VN Express>
投資ファンドのビナキャピタル(VinaCapital)は、ベトナムのGDP成長率が新型コロナウイルス規制による前年同期の低ベースから、第3四半期には10%を超えると予測している。
ビナキャピタルのチーフアナリストMichael Kokalari氏によると、第3四半期のGDPが前年同期比10%増となれば、投資家がベトナムの株式市場に資金を投入する大きなきっかけになると想定している。
ベトナムのGDP成長の非常に明るい見通しに対する唯一の注意点は、米国のGDP成長率が現在も減速していることである。
ベトナムの最大の輸出市場である米国経済の減速は、テレビ、家具、スマートフォンなどの「メイド・イン・ベトナム」製品の需要を圧迫し、同市場への輸出の伸びは昨年上半期の50%から23%に鈍化している。
ベトナムのインフレ率は6月末時点で前年同期比3.4%と緩やかな状態となっており、これは同国が国内需要に十分な量の食料を生産出来ていることが一因である。
インフレ率はベトナム国家銀行が目標とする4%の範囲内で推移するものと想定されている。
一部の上場企業ではパンデミック後の回復に伴い収益が増加している。
国内消費の急増は、家電量販店のデジワールド(DGW)や宝飾品小売のフーニュアン・ジュエリー(PNJ)などといった上場消費財メーカーの業績拡大を後押しし、いずれも1〜6カ月間で50〜60%の増益を達成した。
観光業の再開によりベトナム空港公社(ACV)の収益は2倍になり、FPT Retailの収益は5倍に急増した。
こうした状況を受け、ビナキャピタルはベトナムの成長率予想を6.5%から7.5%への引き上げを行った。
2021年の成長率は2.6%であった。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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