手荷物用ベルトコンベアーに座り動画を撮影、航空局が調査を開始

2022年07月25日(月)11時18分 公開
手荷物用ベルトコンベアーに座り動画を撮影、航空局が調査を開始

〈写真:Tuoi Tre〉

 

ベトナム民間航空局(CAAV)は、ホーチミン市のタンソンニャット国際空港で女性が手荷物用カルーセルに座ってポーズをとっているTikTok動画の調査を開始した。

 

この動画は22日にネット上で公開され、他の乗客が荷物を受け取るのを待っている中、女性がベルトコンベアーに座りながらソーシャルメディアのコンテンツ用にポーズをとっている様子を映し出している。

 

この動画はインターネット上で拡散されネットユーザーから多くの反発を受けた。

 

CAAVのディン・ベト・タン局長は、「この女性の行為は空港のセキュリティと安全に関する規定に故意に違反するものである」と述べ、「乗客の中には、偶然に規則に違反したり、自分のしていることが法律に反していることを認識していない人もいる」と指摘した。

 

しかし、今回の手荷物用カルーセルを撮影場所として使用する行為は計画的なものであると見られ、違反者にはフライト禁止令が出される可能性がある。

 

同局長は適切な法的措置を取るために、女性がベルトコンベアーに座ってビデオを撮影した時間を確認するように関連部門に要請し、同空港の管理委員会は撮影が行われた場所と時間についての検証を開始した。

 

ある航空会社の代表者は地元報道機関に対して、この行為は空港職員に脅威を与え、空港設備を損傷させるものであると述べている。

 

ベルトコンベアは荷物を運ぶために利用され、その下には機械や設備が設置されている。

 

万が一事故が起きれば、空港の設備への損害はもちろんのこと、深刻な結果を招くことになる。

 

過去にも多くの若者がソーシャルメディア上のコンテンツを制作するために空港で危険な行為に及んだとして、ネットユーザーからの批判に晒される事件が発生している。

 

 

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