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ベトナムの水産物輸出、世界的インフレで減速
2022年08月29日(月)10時45分 公開
<写真:VN Express>
インフレの影響による米国やEU、英国の消費減退を受け、7月以降のベトナム水産物輸出が減速している。
ベトナム水産物輸出生産者協会(VASEP)によると、ベトナムのインフレが7月に41年ぶりの高水準に達したため、7月の対米輸出は前年比30.5%減となった。
ブラックタイガーの輸出は69%減、パンガシウスの輸出は4%減であったが、マグロの輸出量は34%増、イカの輸出量は90%増であった。年間を通じての輸出量については30%増加している。
7月のEU向け輸出は前年比18%増となり、第2四半期の31%増を大きく下回った。
VASEPによると、EU圏のロシア−ウクライナ危機を受けた食料価格上昇によるインフレ急増やユーロ下落が消費減退の原因となっている。
英国への輸出は40年ぶりに高水準で推移するインフレを背景に、第2四半期に前年同期比12%減、7月には18%減となっており、エビの輸出が27%減、マグロが54%減と減速した。
中国への輸出は7月に25%増加したが、同国当局は依然として国境での新型コロナウイルス蔓延を厳しく監視しており、貨物に感染が確認された場合には輸出禁止措置が取られる。
一方で、水産物の輸出は最初の7ヶ月で67億ドル(約9285億3625万円)に達しており、VASEPは年間100億ドル(約1兆3860億円)の達成を楽観視している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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