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メコンデルタの大橋建設に伴い、いかだ村を撤去へ
2022年09月14日(水)08時55分 公開
<写真:VN Express>
メコン支流のティエン川に浮かぶ約130の養殖筏(いかだ)が、第2ラックミエウ橋の建設に伴って撤去されることになった。
これらの筏があるティエンザン省チャウタイン(Chau Thanh)郡のファム・バン・サン議長によると、13日に全養殖業者がこの計画に同意しており、各養殖業者には筏の規模に応じて800万~1300万ドン(約4万8230〜7万8380円)の補償が支払われる。
養殖筏の撤去は今月中に行われる予定となっている。また、筏とは別に26ヘクタール以上の面積に住む257世帯も再定住させなければならない。
第2ラックミエウ橋はデルタ地帯のティエンザン省とベンチェ省を結ぶ橋として3月に工事が開始された。ティエン川を横断する同橋は5.2兆ドン(約313億5140万円)の費用を掛け、3年後に完成する予定である。
既存のラックミエウ橋から4キロ離れた場所に建設された同新橋は、橋までの道路を含む全長17.6キロ、幅21.5メートルの4車線となっている。
同橋を完成させるためにティエンザン省とベンチェ省の土地62ヘクタールを整地する必要がある。
同プロジェクトは国家予算で賄われており、3兆ドン(約180億8735万円)は建設費と建築資材費、残りは整地費とプロジェクト管理費に充てられる。
開通後には第2ラックミエウ橋はティエン川を渡る7番目の橋となり、デルタ地帯の連結性を高めることになる。また、既存のラックミエウ橋の混雑も緩和されることが期待されている。
現在のラックミエウ橋は平日に約1万8000台、週末や祝日には約2万台と設計の3倍もの自動車が利用している。ベトナム最大の祝日である旧正月には更に混雑が激しくなる。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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