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メルセデス・ベンツ、ベトナムで約1000台をリコール

2022年11月24日(木)14時12分 公開
メルセデス・ベンツ、ベトナムで約1000台をリコール

<写真:VExpress>

 

メルセデス・ベンツはトランクコントロールモジュールの電気的短絡およびリアドアのトリムバーの不具合による火災の危険性があるとして、ベトナムで966台をリコールする。

 

リコール対象となるのは、正規ルートで輸入されたC300、GLE、GLSの3モデルで、リコール対象のC300は2021年5月〜2022年5月までに製造された126台となっている。

 

残りの840台である「GLE450 4マチック」「GLS450 4マチック」「GLS480 マイバッハ 4マチック」「GLS600 マイバッハ 4マチック」は2019年7月〜2022年1月までに製造された車両が対象である。

 

同社の発表によると、C300型(W206世代)はリアトランクに雨水が浸入するおそれがあり、トランク内の信号取得・作動モジュール(SAMモジュール)に水分がしみ込む可能性がある。

 

浸水した場合には、制御モジュールへの短絡発生による火災リスクがあるとともに、テールライトの破損などの様々な不具合が発生する可能性がある。同社は不具合防止のために車両をリコールしてモジュールに防水カバーの装着を行う。

 

GLEとGLSに関しては、リアドア三角窓のトリムバーが組立工程の狂いにより仕様を満たしていない場合があり、走行中に装飾バーが外れて他の道路利用者に事故や怪我を負わせる恐れがある。

 

上記車種のリコールは全国のメルセデスベトナム正規販売店で実施され、2022年11月10日〜2027年12月31日までは無償修理が行われる。

 

メルセデス・ベトナムは正規ルートで輸入されていないリコール対象モデルに関しても無償修理を実施するとしている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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