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THACO、ビンズオン省に機械サポート工業団地の建設目指す
<写真:VnExpress>
ベトナム南部のビンズオン省に国内企業や国際協力を促進することを目的とした、機械サポート専門の工業団地が建設される。
同省とドンナイ省のチュオンハイグループ社(THACO)との間で締結された覚書によると、工業団地の建設費用には約26兆ドン(約1455億1014万円)を要する。
同覚書に基づき、THACOは来年初頭からプロジェクトの調査・建設を進め、ビンズオン省人民委員会は同社に投資手続き面で必要な全てのサポートを提供する。
同省当局はTHACOに機械サポート工業団地の建設候補地をいくつか紹介しており、同社は建設地を正式決定する前に候補地の調査を進めている。
同省のヴォー・ヴァン・ミン委員長によると、現在省内には29箇所の工業団地が稼働しており、さらに5箇所での建設が計画されている。
これらの工業団地はいずれも稼働率が高く、同省は国内で最も海外直接投資(FDI)を誘致する地域の1つとなっている。
しかし、ミン委員長は「30年近く産業が発展してきたにも関わらず、多くの地元企業が依然として付加価値の低い労働集約的な産業を中心としている」と指摘する。
同省政府は近代的な都市を建設するために省内の経済を徐々にハイテクサービスへ移行し、2016年に開始した「ビンズオン・スマートシティ・プロジェクト」の発展加速に向けてより多くのハイテク投資を誘致する予定である。
この目標を達成するために地元当局は多くの解決策を講じており、中でも機械サポートを行う工業団地の建設は国内のビジネスコミュニティがより強く発展し、競争力を高め、世界の生産チェーンにより深く参加するために大きな意義があるとしている。
THACOのドー・ミン・タム代表によると、ビンズオン省および南部重要経済地域には、大規模で強力なビジネスコミュニティや適切な技術インフラ、豊富な土地資源、地元当局の効果的なサポートといった工業団地を建設するための多くの強みがある。
建設が予定されている機械サポート専門の工業団地ではTHACOの主要事業である自動車産業だけではなく、他の多くの産業も行う予定であるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。