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2050年までに180万人の認知機能が低下、早急な対応が不可欠
2022年12月09日(金)09時34分 公開
<写真:VnExpress>
オーストラリアの専門家によると、ベトナムでは急速な高齢化が進み、2050年には約180万人のベトナム人が認知機能の低下に悩まされることになるとして警告を発した。
スウィンバーン工科大学国立老化研究所のグエン・トゥアン・アイン氏は、6日に開催された「ベトナムにおける認知機能低下への対応改善に関する会議」に参加し、ベトナムは世界で最も急速に高齢化が進む10カ国のうちの1つであるとして発表を行った。
現在のベトナムは人口の約12%が高齢者であるが、2050年にはその割合が28%に増加することが予測されている。今後の同国では急速な高齢化の影響に対応するため、高齢化に対応する国家計画を持つ事が必要であり、非常に重要なことになる。
2019年時点では約53万1000人の認知機能低下が確認されているが、2050年には3倍の180万人に達する可能性がある。しかし、ベトナムには認知機能低下に対応する医療・福祉機能が不足しており、認知機能低下に対応する病院や診療所は全国に27カ所ほどしかない。
また、ベトナムでは認知機能が低下した人のための長期ケアモデルが開発されておらず、一部の人が老人ホームのような施設を利用できる程度になっている。認知機能が低下した人々は訓練を受けた専門家ではなく、家族や世話人に頼るしか選択肢がない。
アイン氏は同会議で、長期介護へのアクセスを強化し、家族の介護者を訓練するために、地域医療ステーションにおける医療能力の向上を呼び掛けた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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