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ロンタイン国際空港、建設現場での大気汚染が深刻化

2023年01月03日(火)13時08分 公開
ロンタイン国際空港、建設現場での大気汚染が深刻化

<写真:VnExpress>

 

南部ドンナイ省にあるロンタイン国際空港の建設現場で検査が行われ、粉塵汚染が許容値を数倍も超えていることが判明した。

 

4月〜10月に掛けて同省天然資源環境局が実施した定期検査によると、建設現場の粉塵汚染は許容値の1.02〜18.32倍であった。

 

2022年1月に開始した同空港建設による粉塵汚染は地域生活に深刻な影響を与え、人々の健康を脅かす状態となっている。

 

同局のグエン・ノック・トゥオン副局長は、12月31日に天然資源環境省にこの汚染問題を報告し、同省に現場の環境規制の遵守について独自の検査を行うよう要請したという。

 

同局は過去に何度も汚染の数値を公表しており、プロジェクトの投資者であるベトナム空港公社に対して環境保護対策を要求してきた。

 

しかし汚染状況は依然として改善されず、地元住民の怒りを買っている。

 

2019年に天然資源環境省が承認した環境影響報告書の中で、ベトナム空港公社は建設中の粉塵汚染を軽減するために、建設エリアへのフェンス設置、資材置き場の乾燥対策、輸送車両の被覆、夜間の資材運輸といった様々な対策を提案していた。

 

ベトナム空港公社のドー・タット・ビン副社長によると、全ての請負業者へ大気汚染の軽減対策を求めているが、整理の段階で粉塵が広がることは避けられない。

 

同氏は乾季中に1800台以上の車両や機械を同時稼働させ、工事を加速させるとしており、3月までには整地が70%完了し、建設エリアが絞られるため、粉塵問題も解決する予定であるという。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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