テトを控えたホーチミン市、新札需要が高まる

2023年01月10日(火)10時29分 公開
テトを控えたホーチミン市、新札需要が高まる

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市では多くの人々が、旧正月(テト)休暇中に配る「Li xi(お年玉)」用の新札を用意するため、金融機関やオンラインサービスに殺到している。

 

ベトナム国家銀行ホーチミン市支店は先週、地元の銀行に全額面の新札割り当てを開始したが、新札の数量には限りがあり、多くの人々が新札を入手できていない。

 

大半の金融機関が新札への両替サービスを無料で提供しているが、対象は長期顧客と法人顧客に限られているため、多くの人々が手数料の必要なオンラインを通した両替サービスを利用せざるを得ない。

 

ソーシャルメディア上で両替サービスを探した同市ゴーバップ区在住のロアンさんによると、オンライン上では多数の業者が顧客を探しており、業者によって手数料は5〜6%であったり6〜8%であったりと様々であるという。

 

ベトナム通貨以外では新札1ドル紙幣と2ドル紙幣の需要も高く、現在の公式為替レートは1ドル=2万3470ドン(約132円)であるが、1ドル紙幣は3万ドン(約169円)、2ドル紙幣は5万5000ドン(約310円)で販売されている。

 

また、一部のFacebookページでは米国の財務当局がラッキーマネーとして発行する金色の干支が描かれた2ドル紙幣と証明書、青または赤の革製ケース、幸運を呼ぶ封筒がセットになって約10万5000ドン(約591円)で購入できる。

 

ベトナム国家銀行ホーチミン支店のグエン・ドゥック・レン副支店長によると、有料での新紙幣交換サービスの提供は違法であり、同行は報告書を確認し、関係当局と協力して違反行為の処理を進めるという。

 

 

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