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ホーチミンの工場受注が回復傾向、テト後の採用需要が高まる
<写真:VnExpress>
テト休暇後にホーチミン市の多くの工場では受注が回復しはじめ、人手不足を補うための採用活動強化が進められている。
同市7区のタントゥアン輸出加工区にあるタイベトキャンピングプロダクツ工業では、従業員を700人に増やすため、労働者100人を採用する予定である。
同社は新入社員に月520万ドン(約2万8510円)の基本給と子供を養うための手当を支給している。
同社の人事担当者によると、台湾の親会社が複数の大口顧客を抱えており、最大で2年先までの生産スケジュールを立てることが可能な状況であるという。
また、同市7区で自動車用電線の組み立てを専門とするFurukawa Automotive Parts Vietnam Inc.(FAPV)は、生産拡大とテト前退職者の埋め合わせとして、労働者200人を採用する予定であり、新入社員へ月800万~1000万ドン(約4万3870〜5万4830円)の収入を保証している。
人材会社Lam Thinh Phatによると、昨年の第4四半期にはタントゥアン輸出加工区で2工場が新規労働者150人を募集しただけであったが、現在は6工場が新規労働者3000人を必要とする状態である。
大半の企業が良好な健康状態と労働年齢のみを募集要件にしているが、受注はまだ完全に回復しておらず、新規募集の多くが季節的な雇用にとどまっているという。
ベトナム繊維衣料労働組合のグエン・ティ・トゥイ副会長によると、繊維衣料部門では労働者5000〜7500人が不足状態にある。
ホーチミン市労働・傷病兵・社会局の調査では、テト休暇後に約500社が合計1万4300人以上の労働者を必要としていることが明らかになった。
求人の多くはアパレルと履物、電子機器、化学・プラスチックの分野で、今年の第1四半期にはホーチミン市内の企業で7万9000〜8万7000人の雇用が必要になると予想されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。