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ホーチミン市の道路交通システム改修、BOT方式での実施を希望

2023年02月03日(金)13時45分 公開
ホーチミン市の道路交通システム改修、BOT方式での実施を希望

<写真:VnExpress>

 

交通運輸省が計画投資省に行った提案によると、ホーチミン市は国道や他地方と同市を結ぶ道路システムの改修をBOT(建設・運営・移転)方式で整備することを希望している。

 

現時点のホーチミン市では新規の道路建設プロジェクトのみにBOT方式が採用されている。

 

同提案によると、トゥードゥック市の国道13号を幅19mから40~60mに拡張する12兆2000億ドン(約668億5627万円)、ホーチミン市とメコンデルタを結ぶ国道1号を幅19mから52mに拡張する12兆9000億ドン(約706億9228万円)、北西部のゲートウェイから工業地帯のビンズオン省に通じる国道22号を整備する1兆2000億ドン(約65億7603万円)へBOT方式が適用される予定である。

 

また、トゥードゥック市の東西大通りを9.7km延長する13兆8370億ドン(約758億2706万円)、タンビン区とニャーベ郡ヒエップフック工業団地を結ぶ27kmを拡張する54兆2000億ドン(約2970億1719万円)、国道50号に並行して走る5.8kmを拡張する3兆8000億ドン(約208億2408万円)へのBOT方式適用が提案されている。

 

ホーチミン市交通局のチャン・チー・チュン氏によると、ホーチミン市と他地方を結ぶ重要な路線は全て過負荷で劣化した状態となっているが、同市は資金不足で改修が実施できないため、BOT方式の適用を提案したという。

 

同市交通部門は2021年〜2025年に掛けて52兆7000億ドン(約2887億9716万円)の公的資金を割り当てられているが、実際の交通開発需要の20%未満しか満たせていない。

 

2017年に国会が出した決議では「BOT方式のプロジェクトは完成後に料金徴収所が設置される。通行料を支払いたくない人のために向けた道路を残すため、BOT方式は新規道路の建設のみに使用する」と規定されている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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