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ロンタイン国際空港ターミナル、2回目となる入札を開始

2023年02月03日(金)16時50分 公開
ロンタイン国際空港ターミナル、2回目となる入札を開始

<写真:VnExpress>

 

ロンタイン国際空港プロジェクトの出資者であるベトナム空港公社(ACV)は、旅客ターミナルの設計・建設・設備設置に関する約35兆2000億ドン(約1931億454万円)のパッケージの再入札を開始した。

 

昨年10月にACVは同入札に関する募集会議を開催し、ドイツと日本、韓国、中国、ベトナムから10社のコントラクターが参加したが、11月8日に入札が終了した時点で入札書類を提出したのは1社のみであった。

 

また、その入札書類も入札法第17条第1項の要件を満たしていないとして、入札は中止になっていた。

 

ACVは5月までに請負業者を見つけることを目標としており、同社のドー・タット・ビン氏はパッケージが3月28日まで入札にかけられることを明らかにした。

 

同社は来週、入札前会議を開催し、入札参加者の意見を調査する予定である。

 

ビン氏によると、請負業者は大規模かつ重要なプロジェクトに必要な能力、経験、財務力を有する必要があり、コントラクターやコンソーシアムが落札するためには少なくとも1つの特殊プロジェクトの経験がなければならない。

 

こうした厳しい条件によって同プロジェクトに参加できるのは海外のコントラクターに限られている。

 

建設・設備設置のスケジュールは33カ月と決まっているが、多くの専門家はこの期限が非現実的であるとしており、関心を示す入札者は少ない。

 

ACVは入札者のスケジュール延長提案を検討するが、最終的には当局が期限を決定するという。

 

交通運輸省は9月にベトナム空港公社(ACV)とベトナム民間航空局(CAAV)に対して、2025年9月2日の開港を命じた。

 

同空港の建設費用は推定160億ドル(約2兆571億円)で、開港後にはタンソンニャット国際空港に代わるベトナム最大の空港となる。

 

建設は3段階に分けられており、第1段階では滑走路や旅客ターミナルの建設、第2段階では滑走路の増設と別のターミナルの建設、第3段階では年間1億人の旅客と500万トンの貨物を処理する規模に施設を拡張する。

 

2021年1月に開催された起工式には当時首相を務めていたフック氏が出席し、過去最大規模のインフラプロジェクトとなる同空港が完成して運用が始まれば、経済成長に3%〜5%寄与するとの見通しを示していた。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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