日本や台湾の旅行者、ベトナムに関する認知不足がネックに

2023年02月17日(金)10時55分 公開
日本や台湾の旅行者、ベトナムに関する認知不足がネックに

<写真:Tuoi Tre>

 

日本や韓国、台湾はベトナムにとって非常に重要な観光供給市場であるが、各国のベトナムに関する認知度が想定よりも低いことが明らかになった。

 

観光開発コンサルティング会社のアウトボックス社が発表した調査結果によると、日本人の62%と台湾人の63%は「ベトナムについて比較的知っている」と回答し、韓国人の場合は18%のみであった。

 

同調査は2022年末に日本と韓国、台湾の2000人以上を対象に実施された。

 

2022年には80万人の韓国人がベトナムを訪れ、外国人旅行者数で最多となり、日本と台湾もベトナムの観光供給市場の上位10位に入っている。

 

同報告書によると、観光客は主にブログや旅行サイトなどのネットで観光情報を検索し、大規模な広告やコミュニケーション・キャンペーンで情報を得ることはあまりない。

 

また、各3市場からの観光客は、ベトナムを「よく理解していない、あるいは印象に残っていない」という。

 

認知度は観光客が旅行先を選択する際の判断材料となるため、非常に重要である。

 

ベトナムは昨年、外国人観光客360万人を受け入れたに過ぎないが、国内観光ブームによって目標値を23%上回る495兆ドン(約2兆8037億円)の観光収益を得た。

 

ベトナムは2023年に外国人観光客800万人の受け入れを目標としているが、ビザ政策や観光促進キャンペーンの欠如によって東南アジア諸国に遅れを取っている。

 

 

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