ハノイで水ぼうそう患者が増加、多くの学校がクラスターに

2023年04月04日(火)13時31分 公開
ハノイで水ぼうそう患者が増加、多くの学校がクラスターに

<写真:AN NINH THU DO>

 

ハノイ市内の幼稚園や小学校で水ぼうそう(水痘)が流行しはじめており、先週の患者数が前週から倍増している。

 

同市疾病管理センター(CDC)の発表によると、3月24日〜31日の期間で166件の水ぼうそう患者が記録された。

 

多くの患者が同じ幼稚園や小学校で確認されており、同市バヴィ郡のチューミン幼稚園では12件、フックトー郡の中央幼稚園で9件、タインチ郡のゴーティナム小学校では20件となっている。

 

2023年初頭からの累計では約800件の水ぼうそう患者が記録されており、昨年同期の11件と比較すると急激な増加である。

 

ベトナムでは春の終わりから初夏に掛けて空気中の湿度が高く、ウイルスが蔓延しやすい好条件が整っているため、水ぼうそうの感染は3月〜5月にピークを迎える。

 

同市CDCによると、今後も水ぼうそう患者が増加する可能性が高く、保健・教育部門は連携して幼稚園や小学校等でのクラスター処理を進める必要がある。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板