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バインミーが楽しめるベトナムの6大都市:オンライン旅行会社
<写真:VnExpress>
オンライン旅行会社「Booking.com」は、バインミーを楽しむのに最も適したベトナムの都市としてハノイとフエ、ダラット、ホイアン、ニャチャン、ホーチミンを選出した。
ハノイには様々な種類のバインミーがあるが、お勧めはパンと鉄板に乗った卵やパテ、ソーセージが別々に提供される「バインミー・チャオ」で、熱々の鉄板にチリソースとヌクトゥン(ベトナムの醤油)を合わせたソースを加え、具材やソースとパンを一緒に楽しむ食べ方が一般的である。
フエでは具材にバインボットロック(タピオカ粉皮の餃子)を使用した「バインミー・ボットロック・フエ」があり、にんにくや唐辛子、砂糖などをヌクマム(魚醤)に合わせたソースを掛けて食べる。
バインボットロックは古都フエの名物料理で、透明な皮の中にはエビや肉といった具材が詰められている。
「バインミー・ボットロック・フエ」にチャーシューと肉汁、ハーブを加えると、他にはない濃厚で美味しい、バターのような味わいの組み合わせが楽しめるという。
中央高原に位置するダラットではシューマイ(肉団子の煮込み)とバインミーをセットにした「バインミー・シューマイ」が朝食として親しまれており、肉団子を煮込む豚ガラを使用したスープは、香ばしさと甘さのバランスが絶妙である。
肉団子とスープ、ヌクマムベースのソースに焼きたてのパンを付けて食べる方法が一般的で、パテやチャールアなどのサイドメニューを追加注文することが多い。
世界遺産の街ホイアンには「Madame Khanh」や「Banh Mi Phuong」「Banh Mi Co Lanh」といった有名なバインミー屋があり、創業50年以上となる「Madame Khanh」では、オーナーのグエン・ティ・ロック氏(80)が1つずつ手作りで肉やパテ、野菜、ソースがぎっしりと詰まったバインミーを提供している。
ニャチャンではチャーカー(さつま揚げ)を使用した「バインミー・チャーカー」が朝食として人気で、チャーカーの他にはネギやコリアンダー、醤油、唐辛子、大根やニンジンのなますが入れられている。
チャーカーは魚のすり身と魚醤、にんにく、ごま油、塩、胡椒から作られており、既製品を使用する店舗と手作りを使用する店舗がある。
屋台料理天国として知られるホーチミン市では、一般的なバインミーよりもはるかに食欲をそそる様々な具材が入ったバインミーを味わうことが可能で、最も有名なバインミー屋の1つ「Huynh Hoa」では肉やコールドカット、豚の角煮を使用したバインミーが5万8000ドン(約330円)で販売されている。また、同店では自家製マヨネーズの人気が非常に高い。
他には「Anan Saigon Restaurant」が提供する100ドル(約1万3300円)バインミーが有名で、フランス産フォアグラとトリュフ、キュウリのスライス、コリアンダー、ミント、揚げサツマイモとキャビアが添えられている。
ホーチミン市は3月30日〜4月2日に掛け、国内初となるバインミーフェスティバルを開催し、バインミーを買い求める外国人観光客や地元の人々が長蛇の列をなしていた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。