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ホーチミン市のメトロ、乗車券にICカードを導入

2023年06月26日(月)13時28分 公開
ホーチミン市のメトロ、乗車券にICカードを導入

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市都市鉄道管理局(MAUR)は同市メトロ1号線の乗車券として、ICカードを導入する。

 

ICカードには高セキュリティ・カードと中セキュリティ・カードの2種類があり、それぞれ赤と青を基調としたカードとなっている。

 

カード表面にはホーチミン市人民委員会庁舎やベンタイン市場、オペラハウス、サイゴン大聖堂、ビテクスコ・フィナンシャル・タワー、ランドマーク81といった同市を象徴する建物等が描かれ、裏面には使用方法が記載されているという。

 

同市メトロ1号線は1区のベンタイン市場からトゥードゥック市のスオイティエン公園までの全長19.7kmを結ぶ路線で推定価格は43兆7000億ドン(約2663億3700万円)、今年末に運行を開始する予定である。

 

また、同市では22日にベンタイン市場と12区のタムルオンデポを結ぶメトロ2号線の工事が開始し、MAURは給水や給電、排水、通信システムといった技術インフラ設備を移転している。

 

メトロ2号線は1区と3区、10区、12区、タンビン区、タンフー区の6区を通る11.2kmの路線で、総工費は47兆8900億ドン(約2918億7300万円)以上となる見込みである。

 

総面積は25万1100㎡以上で603世帯に影響があり、1区と10区、タンビン区、タンフー区の当局は影響を受ける世帯・団体への補償を完了している。

 

しかし、3区の66世帯が地元行政当局との補償に関する合意に至っていない。

 

同区と同市天然資源環境局は今年中にプロジェクトの用地整理を完了するように進めている。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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