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世界の銀行ブランド価値ランキング、VPBankが173位に
<写真:VnExpress>
VPバンクのブランド価値が前年比約1.5倍の13億ドル(約1891億2500万円)となり、世界で最も価値のある銀行ブランド500で173位にランクインした。
ブランド評価コンサルタント会社Brand Financeは、15日にベトナムで行われたイベントで同行をブランド価値が最も伸びた4行の1つとして選出している。
同行のブランド価値は、過去7年間の間に初めて評価された時の5600万ドル(約81億4700万円)から23倍に増加した。
同行はこのブランド価値の急速な伸びによって2022年のランキングより32ランク上昇し、4年連続のランクアップを果たしており、ブランドはAA+という高評価を受けている。
Brand Financeによると、同行のブランド力指数は77.61を記録しており、ベトナムで急成長する銀行ブランドの1つとしての評価を受けているという。
VPバンクのアジア太平洋地域担当マネージング・ディレクターであるAlex Haigh氏は、ブランド価値が向上した背景にはブランドアイデンティティのリポジショニングや2022年半ばの組織再編、財務予測があると指摘する。
また、ベトナム市場の高い潜在力や、OPES InsuranceとVPBank Securitiesの買収完了といったM&A案件とのシナジー効果が同行のブランド向上及びサービス提供の可能性を高めているという。
同行CEOのファム・ティ・ニュン氏は、ブランド価値の向上はリテールバンキングと中小企業を中心とした戦略の実施が評価された結果であるとの見解を示した。
同行は昨年、信頼性とブランド力を活かし、グローバル金融機関から10億ドル(約1454億9300万円)以上の調達に成功し、2021年末と比較して顧客預金残高の30%増加や税引前利益の48%増加など、財務面での好調を維持している。
2023年上半期には厳しいマクロ経済環境となったにも関わらず、約400万人の新規顧客を獲得し、顧客ベースを2800万人に拡大した。
ムーディーズの格付けにおいてもBa3に据え置かれており、ブランド力や事業見通しの強さは、三井住友銀行がVPバンクの15%を取得する際の信頼性を裏打ちしている。
先週創立30周年を迎えたVPバンクは、2026年までにアジアでの大手銀行100行入りを目標として掲げており、目標達成に向けて誠実さや向上心、規律、革新性、効率性といった新たなコアバリューを発表した。
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