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ベトナムの観光地におけるホテル稼働率、9月の4連休中も低下

2023年08月28日(月)16時25分 公開
ベトナムの観光地におけるホテル稼働率、9月の4連休中も低下

<写真:VnExpress>

 

ベトナムの建国記念日を祝う9月の4連休において、同国の主要観光地でホテルの稼働率が低下すると予測されている。

 

旅行プラットフォームのMustgo社によると、同期間の全国的なホテルの稼働率は一般的に80%を下回る。

 

特に、海辺の観光都市ニャチャン市においては、4つ星と5つ星のホテルの稼働率が30〜40%にしか達しておらず、大半の予約が9月1日と2日に集中しているという。

 

カムラン市でも5つ星セグメントのホテル稼働率は40%である。

 

南部バリア=ブンタウ省でも同様の傾向が見られ、5つ星ホテルで30%、4つ星ホテルで30~35%、3つ星ホテルで25%という低い稼働率となっている。

 

観光関係者によると、ダウザイ〜ファンティエット区間の高速道路開通により、ホーチミン市からファンティエット市までのアクセスが改善され、多くの観光客が同市に流れているという。

 

この結果、同市のモーベンピック・リゾートやクリフ・リゾート&レジデンスでは、同期間に満室または高い稼働率となる見込みである。

 

同市が繁盛する一方で、フーコック島など他の海辺のリゾート地は低迷している。

 

Mustgo社のセールスディレクターであるディン・ティ・トゥー・タオ氏は、低い旅行需要は現在の同国の経済状況と関連していることを指摘した。

 

しかし、全ての地域が厳しい状況にあるわけではなく、中央高原のダラット市や北部の山岳地帯サパは、依然として高い稼働率を保っている。

 

ダナン市とハロン市もホテルの稼働率は一定レベルを維持しているが、ダナン市ではビーチサイドホテルがシティホテルよりも好まれ、ハロン市では依然として空室が多い状況である。

 

ホイアン市においても、稼働率は40〜70%の範囲内に留まっている。

 

同国政府は今年、9月5日の新学期初日までに少し余裕を持たせるために、9月2日の建国記念日の1日前に休暇を開始する。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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